地域のみなさまに『親しまれ、信頼される』施設をめざします

医療法人慈誠会

ABOUT 会社紹介

ごあいさつ

介護老人保健施設ヨッシーランドは平成23年3月の東日本大震災によって、多数の尊い犠牲を伴う甚大な被害に見舞われました。原子力事故に伴う健康被害への懸念から働き盛り世代の避難もあり、南相馬市の高齢化率は高まる一方です。地域のひとを地域で支えたい。平成29年12月1日、多くの皆様のご支援を得て、老健施設ヨッシーランドとグループホーム「ヨッシーⅣ」が復旧再開しました。「地域包括ケア」という言葉を頻繁に聞くようになりました。住み慣れた地域で活き活きと暮らし続けることができるように自分らしさを失わないためになじみの関係性を大切にしていきたい・・・。年齢を重ねれば誰にでも起こりうる心や身体の機能障害を私たちは「個性」と捉えます。ヨッシーランドはお一人お一人の想いや願いを大切にし、その人の人生を応援できるようにご本人やご家族に寄り添っていくことを心掛けています。自分らの身体機能の低下やご家族の介護の事でお悩みのことがありましたら、ご一緒に考えていきたいと思います。私たちは地域の皆様に信頼される施設をめざしています。医療法人慈誠会　　理事長　猪又　義光

BUSINESS 事業内容

介護老人保健施設の運営

理念／基本方針

■理念本法人は介護老人保健施設ヨッシーランドなどの事業運営を通じ、適切な医療・看護など介護サービスの提供を行い、利用者が個人の尊厳を保持しつつその能力に応じた日常生活を地域社会で営むことができるように支援します。併せて、地域住民の健康維持・増進に寄与することなどによって、広く地域社会の福祉の向上に貢献します。 ■基本方針 1.個人尊重利用者お一人ひとりがかけがえのない存在であることを認識し、一人の人間としてその個性、主体性、可能性を尊重します。 2.専門的な支援気づく力を大切にするとともに専門職としての役割と使命を自覚し、常に専門分野の研鑽に努め、施設機能の利点を生かし、健康管理と安心を提供いたします。 3.健全性の確保法人の事業計画に積極的に向き合い、的確な財務管理の下で内外からの信頼を確保します。 4.地域の信頼醸成施設の機能やそれぞれの専門性を活かしながら、地域社会の一員として積極的な地域貢献に努めます。 5.施設の活性化法人理念を達成するため、風通しの良い、働きがいのある職場づくりに努めます。

介護老人保健施設ヨッシーランドについて

平成29年12月、南相馬市原町区に「介護老人保健施設ヨッシーランド」がオープンいたしました。敷地面積20,341.95㎥の広大な敷地に、100名の入所が可能な、とても大きな施設です。以前に、東日本大震災のため被災し、閉鎖していた施設なのですが、再開を望む多くの声が寄せられており、再開にいたりました。 ■私たちが作っていきたい未来津波被害を受けた後、「南相馬における医療依存度の高い利用者様のため老健は必ず必要である」という思いから、各種関係機関、国など、多くの協力の元に事業再開を果たしました。高齢化が進む南相馬では、十分な介護サービスを受けることができない高齢者が多くいらっしゃいます。まさに必要とされている地域医療を守っていくのは地域であり、震災前に地域最大の老健を運営していた慈誠会の使命だと考えています。老健としてのサービスを地域に展開しつつ、家族の介護といった悩みにも相談に来てもらえるような、地域住民との距離が近い施設を目指し、地域になくてはならない存在を目指しています。

WORK 仕事紹介

募集中のお仕事

介護老人保健施設『ヨッシーランド』スタッフ

現在下記のポジションで、採用を行っています。 ■正社員／介護スタッフ ■正社員／介護スタッフ（経験者） ■正社員／准看護師 ■正社員／看護師 ■正社員／調理スタッフ ■正社員／作業療法士医療法人慈誠会は、【地元の方を地元で支えたい】という思いの元、「ヨッシー」というネーミングで「通所リハビリテーション・ヨッシーランド」という居宅系サービスの施設や「グループホーム・ヨッシーⅣ」という地域密着型サービスの施設を運営しています。今回は平成29年12月に再開した「介護老人保健施設ヨッシーランド」にて勤務いただくスタッフを各ポジションで募集いたします。

INTERVIEW インタビュー

植村さん（看護師／20代）

ヨッシーランドで働き始めたきっかけは？: 私は大熊町生まれで、震災の時は小学5年生でした。被災し奈良県に避難した後も「いつかは福島に戻りたい、被災地域に貢献したい」という思いでずっといました。奈良の急性期病棟で看護師として働く中、目まぐるしく過ぎていく毎日に疲れ自分の意志で福島を巡る旅をしたことがありました。リノベーションされた当時通っていた小学校など、復興も進んでいる福島の状況を見て私にも何かできそうな気がしたのが、福島で、ヨッシーランドで働こうと思ったきっかけです。

施設の特徴を教えてください。: ここは病院とお家の間のような施設で、介護の手が間に合わない人たちがリハビリに来ています。病院よりも落ち着いており、急な呼び出しや残業もないので、自分の時間をしっかり持ち働けています。夜勤にも先月から月に4回程度入るようになりましたが、夜の利用者も落ち着いているので休憩時間もきちんと取れます。周りの職員さんたちも優しくて温かくて、ほっとしています。利用者さんに対する接し方が、ほのぼのしていて「んだべ」などと福島の方言を聞いて自分のルーツを思い出し、今では福島弁にも染まってきています。

移住後の暮らしを教えてください。: 今は南相馬市に住んでいます。南相馬市は、移住支援金も充実しているし、移住の際にもいろいろと相談に乗ってもらってサポートしてもらいました。休日は絵を描くこともあるし、時々旅行にも行っています。この前は、茨城にある『ひたち海浜公園』にネモフィラを見に行ってきました。とてもきれいでしたし、休暇に好きなことをして過ごせる時間があることに幸せを感じています。